2012年05月09日

白神ロッド


私が思うに。
その昔、グラスロッドやカーボンロッドが無かった頃
竹竿が釣竿だった。フライロッドとはいえ、たいしてキャスティング能力など必要なく魚も多かったであろうし、食卓にあがるくらいの魚は釣れたであろう。
事実、古い書物の写真でも30cmくらいの鱒がずらっと並べて自慢気に写真に載っている。誰しもが大昔なら、上手い下手なく釣れたものだと勘違いしてしまう。
当時はロッドがよくてもリーダーやフックに難点が多く、釣りは決して簡単なものではなかったのだ。
自慢げな写真の奥にはそれなりの逸話が含まれているのだ。
今のタックルなら魚がいなくなるくらいに釣れるだろう。事実、資源は枯渇されつつあり、少なくなった魚の20%は釣り人がキープしていると言われている。
国内では天然物が好まれ、渓流は放流で穴埋めしているが、外国は天然物は保護され、放流物のスポーツフィッシングが当たり前の考えになっている、そんな経緯で放流事業が盛んだと聞いている。
グラス製品の登場で軽く、反発力の強いグラスロッドに、バンブーロッドビルダーは竹竿はもう終ったと言ったらしい。
そしてカーボンロットへと進化し、今に落ち着いている。
 軽くてよく飛ぶロッドは何度も時代を風靡したが近年の志向も随分と様変わりしたようだ。
軽いラインと限界まで細くしたシステムでフライフィッングを楽しむ日本のフライフィッシングは定着してしまったようだ。
バンブーロッドの欠点はライトラインに適したロッドがなかったことだ。
ライトラインように作るとティップが細く、すぐに折れてしまう。
リーダーティペットは日本の鮎釣りが進化させ、そのノウハウでフライフィッシングに影響を与えていった。
張りのあるバンブーでラインが飛ぶ、しかしロングリーダーには向かない。
そんなトラウマを忘れさせてくれるバンブーは、日本人のビルダーが作っていくしかできないものだと思っていた。

最近これだと思ったのが白神ロッドである。
強いロッドはトンキーンも使うが、和竹でスローアクションでライトラインとさらにロングリーダー、ロングティペットまでも扱いやすい理想のジャパンバンブーがそこにあった。
みなみ会でオーダーし、谷地田正志のアドバイスと面白い高級ロッドも出来つつある。

posted by Rhogan at 13:57| Comment(0) | My Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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