2011年03月21日

ヘンリーホフマン

フライタイイングをはじめた頃、インドネックで巻いていたものだ
小さなサイズはなかなか難しく苦労したものだった
ある程度タイイングも上達するといろいろと知ったかぶりをしてしまう。
ネックはウィンターバードを選ぶのがよいと教えられた
ウィンターバードが入荷すると夢中になり選んでいたものだった。当時はメッツが最も手に入りやすいネックではよいものだった
 確かに今のよりは巻きやすくネックの質も良かった。
メッツのファーストは高く、なかなか買えなかった
20#から10#まで一枚のネックで巻いて金額にすると10万円分のフライが巻けた
と、テストしていた記事もあった。
それはお得だが種類も多数揃えなければならないのでネックは宝物だった。

 ある日ホフマンを知った、ホフマンはグリズリ−だけが特別品質がよいものだ。
今では全てのカラーが揃うがグリズリ−の質の良さは特筆ものだ。
グリズリーは気性の荒い鳥で育てる過程であのような張りのあるドライフライに適したハックルができる。
 ホフマン爺さんは頭から足まで見かけは、チャボのような人物だ
鳥になりたかったのではなかっただろうか?。
 グリズリ−を鳥小屋に飼い、餌を与えて大きくする
糞の一つでも飼料の成分が解ってしまうので拾われると企業秘密がバレル。
小屋の周りにはドーベルマンを放ち、侵入者は固くブロックしたようだ。

グリズリ−のネックやサドルをあのように細く張りのあるように作り上げるには
鳥と一緒に暮らし鳥にストレスを与えるのだ
 鳥はこのままではこの爺に殺されると思い鶏冠を立てて威嚇する、
夜は明かりをつけて鳥を眠らせない、突然小屋を叩き鳥を脅し恐怖にさらすのだ、
鳥は絶対殺されると思い体を膨らませ威嚇する、この時に鳥の毛は伸びていく
 そうしてホフマン爺さんは鳥をあらゆる手段を使い怖がらせ、格闘しあのような細く長い毛を作ったといわれている。
喧嘩好きなグリズリ−は時々仲間喧嘩をするが首を狙うのでネックにキズがあるのはそのせいもある。
途中でストークにポコっとキズかあるのはストレスによるものでこれは選ばないよういしたい、
ネックのテーパーには特に注意したいもので、最近は逆テーパーが多くなっている、
タイイングブックも逆テーパーはそれなりの巻き方で巻いていたりするが、それも時代の流れだとおもう。
 メーカーはよい卵を育てたからこのネックが出来ると宣伝しているが、鳥は交配が進むと柔らかい毛質となり、希望した色にはならず、育てる過程が質えと繁栄されていくと聞いている。
ヒューバートハックルなんかががそんな感じ、自分は好きなのだが品質にムラがある。
近年のフライ事情とタイヤーのレベルが今日のフライフィッシャーなのかと思えば熱の入らない昨今ではあったが、本物志向がすこしづつ増え、手強い弟子の登場で白髪爺も少し楽しいフライライフが見えてきた。
 ハックルの大切さを知っていてもテール材やウィング材、ましてマテリアルの見方も知るべきだ、テールにはネック材の両側の張りのある長いハックルを使う、
メッツやヒューバートなどがよく、ホフマンは小さなサイズには使えるが、大きなサイズには向くのが少ない。
コックデレオンは模様が魅力、今の軽いフックならそれでもよいのだろうが、オリジナルに使えばよいのだろう・・か。釣れるマテリアルといわれると。へ〜
スピナーのウィングには鶏のメスのヘンネックを使うがホフマンで安くてよいものがあるのは嬉しいことである。綺麗な丸い、左右対称のを選ぶとよい。
オスの鳥、コックのウィングにはチャイニーズハックルに素晴らしいのがあるが、困った事にこのハックルはダイドハックルに使われているのでウィング材の素晴らしいのが染められているとガッカリしてしまう。
素材の選び方を知るとタイイングにストレスも感じず、出来上がりも綺麗に仕上がる。なにせ財布に優しい結果にもなり、フライタイイングが楽しくなるものです。
マテリアルの眼力をつけましょう。
本にも載っているが、もっと深く掘り下げてもらいたい。
・・・・ね。
posted by Rhogan at 21:27| Comment(0) | 今昔物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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