2011年03月20日

カースティング

フライキャスティング
釣りをするならフライフィッシンク゛だろう、はカッコイイだろ。って昔の相棒が言った、そいつは釣りなんてしなかった。その気になって二人でフライフィッシングをしようと本を買いロッドを買った、当時はシェイスピアーのセットである。11000円でフルセットだった。釣れない釣りだったがなぜか惹かれていった。
 ある日キャスティングを教えていただいた、プロはラインを簡単に全部飛ばした、それから人生はフライキャストフルラインへと転落していった。帰って練習したがどうしたらラインが全部飛ぶのか、どんなに振り回しても出来ない。
 だがこのロッドでラインは全て飛んだ。私は見た。
 そんな衝撃を受けて練習に明け暮れた、仕事をサボって練習、帰って練習、早起きして練習、そしてある日練習のし過ぎでロッドが折れた、繊維疲労だった。
そしてカーボンを買い少し上達していった、みんなは10#ロッドで練習している、マキシマである、しかし貧乏な自分はセージの10#をブランクで買い練習した、これがまたいいロッドで俄然やる気になった、2年も練習したらまたロッドが突然折れた、繊維疲労である。それから折れないロッドのマキシマを手に入れた。

グリップが潰れて交換しガイドも半年に一度は交換し、摩擦熱でガイドが切れたこともあった、ガイドが減りすぎるから全部SICにした事もあった、それでも上手になっていない、(今だにでずが。)
 ロッドを並べる、3#5#8#10#そしてそれぞれをフルキャストできるように練習する、そして気付くのは軽いラインも重いラインも飛ぶ距離はたいして変らないとわかる。

 キャスティング卒業と証し、1000本キャスティングなんてやっていた、これがまた変体の集まりで、マキシマで25mだして振りまわす、100本も振れば手の中でグリップが回りだす、疲れて手は上がらない、300本も振るとつま先立ちになる、バックラインが下がるので挙げようとすると自分も高く浮いていく、500本で体が回り踊りだす、クルクルと踊って回る、そしてそれを乗り越えるとランナーズハイと同じで疲れを感じなくなる、しかし顔はヘラヘラ笑いヨダレがタラタラと流れる。気にするのはロッドを飛ばさないことだ、握る力がなくなりロッドが勝手に飛んでいく、そんな遊びに真剣に向き合った時が懐かしい。

 50歳でフルキャストに挑んだ人が居た、リーバイス501だけしか履かない侍だ。

あのバックラインはいまだに忘れない、バッキングラインを持ち、ピックアップ一回でフルラインが宙高くループを作った>
決して誰にも練習を見せなかったが自分は松林に隠れて観ていた。ロッドは音を起てなく、ラインの音がヒュルルルルと泣きパーンと音をだしてターンしていた。その人の1000本キャストは25mを超えていた。
あの時がフライキャスティングの最盛期だった、そこに居合わせた自分は幸せものだと思う。
posted by Rhogan at 19:00| Comment(2) | 今昔物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっぱり練習練習!
練習あるのみ!!
Posted by のしろ at 2011年03月20日 21:00
ここまでやるのは変態っすよ。
腱鞘炎で挫折するより的確な指導を受けたほうがよろしいかと。今では誰もできなくなりましたので。ほどぼとに。
Posted by Rhogan at 2011年03月21日 00:46
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